健康な人はラシックス使っちゃダメな理由

ラシックスは、排尿量を増やすことのできる薬です。

本来は、腎臓や肝臓の疾患や妊娠の影響で、浮腫ができてしまった人に処方される薬です。
浮腫とは、体の末端が水分により腫れたり膨れたりすることです。
血行やリンパの流れが悪くなり、体内の水分が末端に滞ってしまうことで起こります。
しかしラシックスの服用により、尿として水分が多く排出されるようになれば、体の末端の水分も一緒に排出されるので、浮腫はなくなるのです。

浮腫は、疲れや生活習慣の乱れによってもできます。
浮腫ができると、手足や顔が太って見えてしまうため、ダイエットのために病気ではなくてもラシックスを服用する人もいます。

しかし健康な人の場合、基本的にはラシックスは使用不可となっています。
病院でも処方されることはありません。
なぜなら、ラシックスの効果に頼ることで、かえって排尿障害が起こってしまうことがあるからです。
ラシックスによって排尿を促し続けていると、体がそれに慣れて、服用しなければ尿意を感じなくなってしまう恐れがあるからです。
本当に排尿が必要な時でも、体がそれに対応しないのです。

この理由により、原則としてラシックスは医師が必要と認めた場合のみに処方されることになっています。